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基本情報に合格して8年後に応用情報に合格したお話

この記事では、応用情報技術者試験に合格した体験記を紹介しています。

2013年に基本情報技術者試験に合格し、約8年後の2021年に試験合格したので
「基本情報に合格して、しばらくしてから応用を受けようとしている人」の参考になれば幸いです。


1. はじめに

受験の経緯

最初に書いた通り、2013年に基本情報を取得してから応用情報の合格まで約8年の期間が空きました。
基本情報に受かってから2年くらいは応用情報の勉強をして受験してましたが、午前での不合格が続き、IPAへの募金活動を止めました(笑)。
※4回は受けたと思います。

ただ、会社で応用に受かったら一時金として10万貰えると聞き、これまでの募金を回収するために心機一転受験を決めました。
※つまりお金です。

試験前の状態

  • SEとして最低限の知識は持ってた
  • 試験問題に回答できるような知識までは持っていなかった

都内のIT企業でSEとして約10年働いているので、業務の中で最低限の知識は持っているつもりでした。
ただ、試験に出るような細かい知識は持っておらず、基本情報で学んだこともすっかり忘れていたので、
学習開始時はほとんど学び直しの状態でした。

※アプリ開発がメインなので、インフラ関係(ネットワークとか)はほぼ0知識でした。
※1年前の過去問を解いたら、午前問題は余裕で不合格でした。(半分も取れませんでした)

2. 試験概要

試験の概要については色々なサイトで情報が公開されているので、さらっと。

■午前問題

試験時間 9:30~12:00(150分)
出題形式 選択形式(四肢択一)
問題数 80問

■午後問題

試験時間 13:00~15:30(150分)
出題形式 記述式
問題数 11問から5問選択

■受験手数料
・7,500円(税込)

3. 学習について

学習時間

  • 平日:1時間
  • 休日:過去問1回分(最低でも)

平日は基本寝る前に学習時間を確保してました。
ただ毎日はきつかったので、勉強しないで寝る日もちょこちょこあり・・・。

その分、休日は最低でも過去問を1周して、解説もしっかり読んで理解するところまでやってました。
※2時間くらいですかね。

この方法で、大体2〜3ヶ月くらい続けてました。

参考書

・情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集

受験当時は2021年度版を利用してました。目的としては色々な問題を解くことだったので、テキストは正直あまり重要視せず、ポイントを絞って利用しました。

・応用情報技術者試験ドットコム
https://www.ap-siken.com/
過去問と解説が載っていて、参考書よりも使えます。

学習方法

■午前対策

# 対策方法
過去問をとく。なお、前回の過去問を対象にする。
最初はほとんど解けないので、勘で回答することもあります。ここで意識するのは以下2点です。
・間違えた問題は解説を読んで、頭で理解する
・頭に入ってきやすい単元を理解する(苦手分野と得意分野を把握する)
苦手分野に範囲を絞って、参考書で学習する。
解説を読んだり、問題を解きます。
①で解いた過去問をもう一度解く。
答えを覚えている問題もあると思いますが、気にせず解きます。
間違えた問題は、改めて解説を読んで頭で理解しましょう。
別の過去問を解く。
①の過去問から1回分戻って過去問を解きます。
その後は①〜③の流れをひたすら繰り返します。

②は平日に、それ以外は休日にやってました。

■午後対策

# 対策方法
過去問をとく。
午前問題と同じように、直前の過去問を対象にします。ここで意識するのは以下2点です。
・解きやすい問題を把握する
・試験で選択する問題を決める
問題を絞って、参考書や過去問の問題を解いていく
解いた後は解説をしっかり読んで、頭で理解します。
その後、解き直しはせずに違う問題を解いていきます。

午後問題は長文を読む必要があるため、問題を解くことに慣れましょう。
ある程度過去問を解いたら、同じ問題を解いても大丈夫です。

■試験1ヶ月前になったら
過去問の1年前〜3年前くらいの範囲を重点的に解きましょう。
応用情報は過去の問題がそのまま出るケースが多いです。

ただ直近で出題された問題は出にくいので、1年前(3回前)以前の過去問を対象にして、問題をたくさん解きましょう。

4. 学習で気をつけること

参考書に沿って1から読み始めない

これは基本情報に合格してから時間が経っている人向けですが。
参考書の内容全てを1から読んでいると、時間も負担もとても大きくなります。
※すでに数年も応用受験を放置してる事もあり、結果「また放置してもいいや」となります。

なので、とにかく問題を解いて「学習した」という実感を常に得るようにしましょう!
つまり、モチベーション維持を常に意識してください。

5. まとめ

本記事のまとめとして、伝えたいことは以下2点です。

  • 「問題を解く」→「解説を理解する」→「問題をとく」・・・を繰り返す
  • モチベーション維持を意識する

応用情報は試験範囲が広いので、ベンダー試験よりも対策に時間がかかります。
仕事をしながらだと、とにかくモチベーション維持が難しいです。

かつ、基本情報に合格してから時間が経っていると、さらに難しくなります。。

問題を解けば「勉強した!」と感じやすいので、とにかく問題を解きましょう。

あとは、とにかくやる気です。
結局は「やるかどうか」なので、仕事が忙しくでもとにかくやりましょう!!

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